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- 同じ日本人同士の会話で異文化理解の根源の一部を感じ取りたいタビ人!
- コーヒーミーティングをより深く理解して利用したいタビ人!(前回記事参照)
- 「知らない」を「同じ」にする方法が知りたいタビ人」
この記事の目次:Click or Tap !!
魅力ある人に魅力的と思われるには?
コーヒーミーティングとは、人材のマッチング―サビスのひとつです。と言っても、既存の人材交流とは一味違う新しいプラットフォームです。
具体的な使い方については、「Hot toでは伝えられないコーヒーミーティングの使い方」を是非ご一読ください。
コーヒーミーティングの使い方を知っているとこの記事から得られる事が深まると思います。
Webサービスという事もあって、このサービスはITや広告関係のお仕事に携わっている方々が利用していますが、起業家さんも結構いらっしゃいます。
このサービスの創業期は有名な起業家さんもアクティブに利用していました。今は、有名起業家さん達は、コーヒーミーティングと同じ会社(株式会社レレレ)が運営しているタイムチケットというサービスに軒を連ねていますね。
ちなみに、タイムチケットとはコーヒーミーティングをビジネスに特化したサービスです。
使い心地はコーヒーミーティングとさほど変わらないので、「こんなこと習いたい(知りたい)」人や「こんなこと教えられる」人は一度使ってみてはいかがでしょうか?
さて、前回はコーヒーミーティングの使い方から、お話してみたいと感じるテクニックを紹介しました。
ちょいと復習しましょう。伝えたいポイントは2点です。
ひとつめは、コーヒーミーティングでは、話してみたいと感じるプロフィールを書かないと誰も関心を持ってくれないという事。
もうひとつは、いかに魅力的で話してみたいと思うプロフィールを作るかが肝になる事です。
コーヒーミーティングを良く使っているエバンジェリストの方や、「いつかお茶したい」ランキングで上位にいる方などのプロフィール欄は参考になりますよ。
この人と是非話をしてみたい!、とあなたのココロオドルその人は大概人気者です。
独立起業をしている人、有名企業に務めている人、プロフィールを見て明らかに一般人と違った経験をしている人。。。がミーティングを募集すると直ぐに埋まります。
そうした方がどのようなプロフィールを発信しているか。大きなヒントです。
では、何の取り柄のない人はミーティングはできないのでしょうか?
そんな事ありません。何の取り柄の無い人ってそもそもいませんし、自分の持ち味や経験をユーモア交えてアピールすればお話したい方々が絶対出てきます。
恥ずかしがらず堂々とあなただけのプロフィールを作りましょう!
「ネットワークお断り」タグの多い理由
ここで、プロフィールを作る上でちょっとしたポイントをご紹介します。
コーヒーミーティングのプロフィールでは、興味関心ある事を「トークタグ」で表現します。単語をアップするだけでいいので気軽に追加できますね。
画像は皆が使っている人気のトークタグです。ITや、ライフスタイルを表したタグが目立ちますね。
さて、その中にピンク色で囲んだ「ネットワークビジネスお断り」という見かけないタグがあります。これは一体なにを意味しているのでしょうか?
このタグの意味は、「マルチ商法やねずみ講はお断りします」という理解でOKです!
要は、強引に物を買わそうとしたり、セミナーに参加させようとしたりする人は、会いませんよという意思表示ですね。
コーヒーミーティングは普段は接点の無い人と気軽に会えるコンセプトです。それを利用して、売買の勧誘をする事でコミッション(報酬)を得るというネットワークビジネスの流れが伺えます。
確かに勧誘する側はリスクが低いです。勧誘される側が初めて会う人なので、万が一不愉快に思われたとしても二度と会わなければいいだけですから。。。という割り切った考えをしているのでしょう。
でも、そうした利用方法は、コーヒーミーティングのコンセプトとかけ離れています。
なので、マルチやねずみ講をを仕掛けようと画策してる人は直ぐやめて欲しいですね。
同時に、コーヒーミーティングを使ってみようと考えてる人は、「中にはそうした人達もいる」という事を予め認識しておいて下さい。
そんな経緯があるので、マルチやねずみ講を仕掛ける人を避ける方法として、「ネットワークビジネスお断り」というトークタグが(ある意味)人気タグとして表示されているんですね。
もちろん、そのタグを貼れば、強引なビジネスを仕掛ける人がやって来ない訳ではないです。あくまで、最低限の対策に過ぎないのでご注意下さい。
ネットワークビジネスの人かどうかはオファー内容とタイミング次第!
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「ネットワークビジネスの人」の話題は、コーヒーミーティングでお会いした人と結構話します。
・今までコーヒーミーティングと通して会ったことあるのか?
・どんな勧誘された?
・なにを売られそうになったのか?
中には布団を売られそうになったという方もいらっしゃいました。
ネットワークビジネスで布団を売るなんて昔話じゃないんですね。今も売り込もうとする人が実際いるみたいです。
ただし、僕は20人近くの方とコーヒーミーティングをしましたが、ネットワークビジネスをしている人に一度も会ったことがありません。
もしかしたら、世間一般的に認識されるような「ネットワークビジネスをする人」で出会ってたかもしれません。強引な勧誘をされてたにも関わらず、僕が鈍感で気づかなかったんですかね”笑
でも、僕が会ってきた人は将来のビジョンを持って生産的に今を生きている個性ある人達でした。マルチやねずみ講に関わる人ではないと断言できます。だって、いい人でしたもん(^^)
そこで一つ、ネットワークビジネスを仕掛けている人の定義を僕なりに考えました。
それで出た結論が、「オファーの内容とタイミング」です。
オファー【offer】とは、日本語で「提案」や「申し出る」という意味です。僕らは日常的にオファーを出したり、オファーを受けたりしています。
コーヒーミーティングで例えると、ミーティング申請する人が「オファーをする人」で、ミーティング申請を受け入れる人が「オファーされる人」です。
で、オファーの中身を更に掘り下げると、
コーヒーミーティングを使ってネットワークビジネスを仕掛ける人の特徴は、
・オファー内容 ⇒ 相手の話す内容と全く関係ないオファーをする
・オファーのタイミング ⇒ 相手に必要ないタイミングなのにオファーをする
この2点に集約されます。
海外旅行に興味ある僕に、いきなり布団を買いませんかとオファーされたら誰でもおかしいと思います。
例え「旅行」というワードが共通していても、今は旅行する計画は無いと断言しているにも関わらず〇〇までに〇〇行かないと損するよ〜〜と強引に誘っている人はおかしいです。
もちろん、話はこんな単純じゃないです。ネットワークビジネスで儲けようとしてる人だってあの手この手を使います。
「いつの間にか疑われる余地なくオファーをされていた」状況を生み出すプロだっているでしょう。
そういう人は、明らかに疑わしいオファーであっても、コーヒーミーティングで話すその場は違和感なく取り繕えます。
あくまで「その場は」です。時間が経つにつれ「なんであんな物買ったんだろう、そんな誘いにのったんだろう」と後悔するパターンですね。
〜〜〜〜〜
ですが、言ったように「オファーは日常的に誰でもしています」。。。。。する側、される側どちらもです。
大げさかもしれませんが、オファーが無ければ世の中循環しません。経済が回らず誰も生きていかなくなります。
オファーの内容とタイミングがズレているから、ネットワークビジネスの人に勧誘されていると感じる。。。先ほどそう言いました。
ですが、コーヒーミーティングは生産的な出会いの場。誰かがオファーをしなければ出会いの先に発展はありません。
大切なのは、内容とタイミングが適切なオファーをする事が前提という事です。
オファーが不適切だから「ネットワークビジネス」なんて呼ばれるだけなんです。その人に合ったオファーをしたならば、その人は「成績バツグンのスーパー営業マン」です。
オファー(提案、申し出)の定義がずれているだけで、ネットワークビジネスマンとスーパー営業マンも、オファーの持つ価値観が違うだけで、それ以外は「同じ」だと思うんです。
異文化理解は「同じ」を抽出するマインド
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この「同じ」という言葉が、異文化理解に繋がる重要な概念ではないでしょうか。
僕の考える異文化理解の定義のひとつは。。
「いろいろ違いはあるけど、結局私とあなたは同じなんだよ」って実感する事です。
ネットワークビジネスをしてお金を稼ごうとする人、コーヒーミーティングで生産的な出会いでビジネスに発展してお金を稼ぐひと。
この2者の違いを理解した上で、同じ部分を抽出する事。これが異文化理解のプロセスのひとつじゃないでしょうか。
今回のテーマだと、
異文化(オファー)理解(ビジネス)
に集約される気がします。
ネットワークビジネスを肯定するワケじゃないので、そのへんは誤解しないで下さいね!
ネットワークビジネスをしてお金を稼ごうとする人、コーヒーミーティングで生産的な出会いでビジネスに発展してお金を稼ぐひと。
同じ、お金を稼ぐ人でも、コーヒーミーティングを使うのは間違いなく後者であるべきです。
あと、国の隔たりがないと異文化理解とはいえない、という解釈もちょっと違うと思います。
コーヒーミーティングは日本語版しか無いので今のところ外国人には日本人同士のミーティングがメインですが、日本人で一括りに出来ない個々が持つ文化の価値観があります。。
都道府県をまたいだって、海外のインパクトに比べ小さいけど文化の違いはある。それらの文化の「同じ」部分を抽出する作業が、「異文化理解」と感じます。
カウチサーフィンの話で紹介したアドラー心理学の「共同体感覚」に近いベクトルです。タビカチには、カウチサーフィンをアドラー心理学に置き換えた記事があるので合わせて読んでみてください!
外国人でも日本人でも、国籍関係なく対面でコミュニケーションする事は、すなわち異文化理解!
今は、それがコーヒー1杯で出来る素晴らしい時代です。気になった人はコーヒーミーティングをお試しにどうぞ!
今日はこの辺で、ありがとうございました!