- この資格を独学で取るかどうか迷っているタビ人!
- 旅行業務取扱管理者のどの部分が難しいのか知りたいタビ人!
- 総合旅行業務取扱管理者の通信講座を賢く選びたいタビ人!
この記事は総合旅行業務取扱管理者(国内も)を独学で学ぶにはどうするべきかを文字通り『網羅』しています
ですので、ものすごーーく長いです(汗)。
ダラダラ読んでしまうと耳から耳へ情報が抜けていっちゃいますので、
気になる目次の項目をクリック(もしくはタップ)して読み進めるのがオススメです!
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この国家資格があれば旅行プランを販売できるの?
個人で旅行代理店を開きたい人向けに、タビカチ管理人Syurimpが調べた事を徒然かいているシリーズ。
今回は、総合旅行業務取扱管理者を独学で勉強して取得できるのか?をテーマに、この資格の独学に向いている人向いてない人を、レポートしていきます。
独学で合格するには、最適な勉強環境を考える必要があります。
この記事とは別に、旅行業務取扱管理者を勉強する最適な環境と題して今日のテーマと関連しているので、合わせてお読み頂ければと思います!
では、早速、独学で合格するための方法について、一緒に考えていきましょう!
まずは、おさらいも兼ねて、簡単に「総合旅行業務取扱管理者」という資格を(大まかに)説明します。
厳密に知りたい方は旅行業法そのものを閲覧する事を薦めます。旅行業法は、法律や政策のネット窓口であるe-GAV(イーガブ)で旅行業法の詳細を確認できますよ!
まず、旅行プランを販売するお仕事するには、「旅行業法」という法律に則っていかなければいけません。
そしてその法律では、「お客さんを安心安全に取引するように旅行の知識を持った責任者を定めて下さい」という決まりがあります。
その責任者になるには旅行業務取扱管理者という資格が必要なのです。
法律で定められているので、旅行関係の資格では珍しい国家資格というブランドが付いてきますね。
さて、旅行業務取扱管理者には、総合旅行業務取扱管理者と国内旅行業務取扱管理者に分けられます。
漢字がダラダラ続きますが、ポイントは「総合、国内」の頭二文字。
・国内旅行業取扱管理者
⇒ 国内旅行のみを扱う場合の責任者
・総合旅行業務取扱管理者
⇒ 国内、海外旅行のどちらも扱える責任者
となってます。
業務を扱う範囲も、国内 < 総合 なので、必然と資格の難易度も 国内 < 総合 です。
復習は以上です(早)
ほんの一部ですが、これだけ知っていれば、今回の記事の理解は大丈夫でしょう。
ちなみに、個人で旅行プランを販売する現実的で具体的な方法については、旅行業の個人開業に必要な資金はどれ位なのか?をご参照下さい。初期費用は掛かるっちゃあかかりますが、「おっいけるんじゃね?」と思う様な金額ですよ。
https://ad-challenge.com/kaseguzeyo/travel-business-funds/
(それでも高いですが。。(´・ω・`)
また、タビカチブログの旅行業全般の記事については、個人で営む旅行業開業の準備のカテゴリで一覧できます。
旅行業務取扱管理者はいわば”旅行の運営や経営”に関わる資格です。旅行会社の営業所にはこの資格を持っているスタッフの名前がどこかしかにあるはず。
対して、ツアーコンダクター(添乗員)は”旅行の現場”で活躍する職業です。現場で旅行客(お客さん)をお相手するには、また別の資格が必要なのです。
詳しくは、「ツアコンに必要な資格と具体的になる方法について」にまとめています(*^^*)
科目免除制度を使えば独学でもイケるのか?

photo credit: Expedia in the Real World via photopin (license)
では早速、総合旅行業務取扱管理者を独学するべきかどうか考えてきましょう。まずは独学でもイケる人から!
独学でもイケる人のポイントのひとつは、「試験科目の免除制度を利用出来るか?」です。
その理由は、総合旅行業務取扱管理者で出題される問題科目(カテゴリ)をチェックする所から始まります。
- 旅行業法及び、これに基づく命令
- 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
- 国内旅行実務
- 海外旅行実務
総合旅行業務取扱管理者は上記4つの科目に分けられており、それぞれの科目の正答率が60%以上必要です。
この試験の運営団体である、JATA(日本旅行業教会)に、これら4つの科目が免除できる条件が記載されています。
【参考リンク】
試験科目の一部免除について(JATA)
リンク先のマトリクスがちょっと複雑で、初めての人は難しいかもしれません。
なので僕の十八番である「ざっと言います。」を発動します”笑
・現在、旅行会社や旅行代理店などにお勤めの人
・”前年度”の総合旅行業務取扱管理者試験で科目の一部の合格点に届いた人
⇒ ”前年度” に注意して下さい。「3年前に受験して科目の一部が合格したんだけど。。。」っていう人は、もう一度、全科目を受けなければなりません。
・国内旅行業務取扱管理者の資格を持っている人
これらの条件に該当する方は、リンク先のマトリクスを参考にして免除された科目がわかります。
リンク先のマトリクスの縦軸は、主に現在旅行会社や旅行代理店にお勤めの方を対象とした免除条件です。
それに対し、横軸は”前年度”の総合旅行業務取扱管理者試験で不合格だったけど科目の一部が合格ラインに届いた人を対象とした免除条件となっています。(あくまでざっくりですが。。。)
「旅行会社や旅行代理店に務めている人」は、更に細かい条件によって枝分かれしますので今回は割愛します。(ややこしや〜になったら今日解説した事が全部すっ飛びますんで)
科目免除のケースはかなり細かいです。ここで、「前年度の総合旅行業務取扱管理者試験に落ち人が科目免除を受けられる条件」を、ケース・スタディします!
- 旅行業法及び、これに基づく命令
- 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
- 国内旅行実務
- 海外旅行実務
※番号は上の科目と照らしあわせて下さい
(・∀・)「なにもかも初めてだけど、一発で総合旅行業務取扱管理者に受かってやる!」
⇒1〜4まで全て受ける必要あります
(^^)「総合旅行業務取扱管理者を去年受けた!落ちちゃったけど、4.だけ合格点だった!」
⇒1〜3を受けるだけでOK!
(^O^)「国内旅行業取扱管理者は持ってるよ〜。今回初めて総合旅行業務取扱管理者を取る予定!」
⇒2、4を受けるだけでOK!
ってなかんじですね〜状況によっては、1.3.4が免除されて、2.の約款だけの受験でOKのケースもあります。
ちなみに、たった1科目の受験で済むケースをお望みの場合は、国内旅行業取扱管理者やその他らいろんな試験をパスしなきゃなりません。
努力せずにショートカットは出来ないので、あしからず(´・ω・`)
その年の”国内”に合格したら”総合”の免除制度が使えるのでは?
ちなみに、国内旅行業取扱管理者(例年9月に実施)と総合旅行業務取扱管理者(例年10月に実施)は同じ年度に受験する事ができます。
が、
受験願書の締め切りの関係上、その年の国内旅行業取扱管理者に合格出来たとしても、おなじ年の総合旅行業務取扱管理者の科目免除は適用されません。
国内旅行業取扱管理者の資格所有による総合旅行業務取扱管理者の科目免除は、最低でも1年間の期間が必要、という事です。
また、普通に受験した場合と、科目免除を受けた場合での合格率に注目すると、試験対策の考え方が定まります
4科目全て受験した場合の合格率が15%前後に対して、科目免除を受けた人達の合格率は毎年30%前後となっています。
Wikipedia 旅行業務取扱管理者免除申請による合格率の違いが2倍というデータは頭に入れておいたほうがいいですね。イコール、科目免除を受けていれば独学でも合格する可能性も高いってことですからね。
免除「あり」「なし」で国内、総合それぞれの旅行業務取扱管理者の合格率の違いをざっと確認しておくといいですね。
先ほど、旅行業務取扱管理者の試験は4科目(総合、国内ともに)に分かれるとありました。つまり、試験に合格するには、4科目全てを60%以上の正解率を叩き出さないといけません。
3科目で8割正解しても、1科目を5割間違えば不合格です。
(´・ω・`)キビシイセカイ
もちろん、科目によって難易度も異なります。
次に説明する独学に向かない人は、「ある」科目の「ある」部分によって苦しむ可能性があるんです。。。
暗記☓な人は総合旅行業務取扱管理者のテキストに混乱する
またまたですが、総合旅行業務取扱管理者の受験4科目から独学を考察します。
- 旅行業法及び、これに基づく命令
- 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
- 国内旅行実務
- 海外旅行実務
(※ 国内旅行業取扱管理者は、4.を除いた部分になります。)
まず大前提として、旅行業務取扱管理者の試験は「暗記のウェイトが大きい」事実を受け止めなければいけません。
いろんな受験者のブログや口コミなどを見ると、「いかに効率よく暗記して、試験問題に対してパッと引き出せるか」がキモになるようです。
特に、3と4にある「海外観光地理(国内観光地理)」で覚える事が尋常にないくらいあるとの事で。。。
ですので、暗記が苦手な方は、大学受験のようなガッチリした対策を経ないと厳しいという見かたもできます。
大学センター試験の地理科目で苦しんだ方は、同じようにこの試験でも鬼門になる部分です。
自分一人では教科書や参考書に四苦八苦して混乱するばかり。
自分の勉強による成長の特徴と、資格の出題内容な傾向。この2つの相性が悪いと、いつまでだっても合格にたどり着かないかもしれません。(´・ω・`)
もし、あなたが旅行会社に勤めていれば、資格を持っている先輩に相談できますが、そうしたツテがなければ頼れる人が限られます。
そういう意味で、国内、総合関係なくテキストのみで合格が難しいと感じたなら、通信講座によるプロの講師のチカラを借りるのが合格への道のりの一つじゃないかと思います。
総合旅行業務取扱管理者が学べる通信講座で独学をサポート!
この資格を取得する方法は、
- 「独学で勉強する」
- 「専門学校に行く」
- 「通信講座の教材やDVDを使って勉強する」
の3つに分かれます。
独学しようと考えてる人は、経済的にコストを最小限にしたい思いもあるでしょう。
そこで、費用対効果に優れた旅行業務取扱管理者の通信講座を探しまわりました!
コスパに優れる旅行業務取扱管理者の通信講座はこちら
旅行業務取扱管理者は、旅行関係唯一の国家資格です。東京オリンピックを控えこれから旅行業界は必然と活性化します。
もちろん、資格合格に向けた講座も豊富にあります。
今回は「通信講座」にフォーカスしてコストパフォーマンスに優れる講座を2つピックアップしました!それが、「フォーサイト(Forsight)」と「たのまな」の旅行業務取扱管理者合格講座です。
まずは、両者の特徴を比較した表をご覧ください(*^^*)
フォーサイト | たのまな |
---|---|
![]() | ![]() |
公式サイト(総合、国内) | 公式サイト(総合) 公式サイト(国内) |
【講師】 能城 幸夫 先生 | 【講師】 相馬 隆幸 先生 |
【価格】 総合:37,900円 国内:20,500円 | 【価格】 総合:48,000円 国内:38,000円 |
【添削サービス】 なし | 【添削サービス】 総合:添削課題 全9回 国内:添削課題 全6回 |
【受講中のサポート】 総合:メール質問15回 国内:メール質問10回 | 【受講中のサポート】 メール・FAX・郵送で質問無制限! |
合格者の声(総合、国内) | 合格者の声(総合) 合格者の声(国内) |
表を参考にそれぞれ解説しますね!
価格で選ぶならフォーサイト!

コスパは抑えつつ合格率を上げています!
講座のコストパフォーマンスで一番優れているのがフォーサイト(Forsight)です。たのまなも十分リーズナブルですがフォーサイトはそれを上回ります。総合で1万円、国内に至っては2万円近い安さです。
2016年から教育訓練給付制度が総合旅行業務取扱管理者に適用されたのもポイント高いです。受講料の20%の給付が受けられる(給付の諸条件はこちら)のはうれしいですね(*^^*)
余りにも安いと教材のクオリティを疑ってしまいますが、フォーサイトの購入者は合格率が非常に高いので、安く効率的に受講者を合格させるのを実現しています。
ただしコスパ追求の結果、添削やサポートが"たのまな"より若干心細いです。
DVD講座で講師の能城先生から基礎知識や試験のポイントを学びますが、先生から直接添削指導してもらえる機会がないです。また、メール質問サポートは回数制限があるので、「たくさん質問して疑問をなくしたい!」人には向いてないかもしれません。
とはいえ、公式サイトには受講生のメール質問回数は「平均3回」と述べてあります。あまり気にする必要はないでしょう。
講師の添削がないぶん、フォーサイトの講座を使いこなすには学習効率を自分自身でどう磨いていくか問われます。フォーサイトの合格者インタビューをくまなく見ると、皆さん創意工夫しながら日々学習している印象です。
まぁ、これは"たのまな"で学んでも同じ事ですが、自分で工夫し考えながら継続して学ぶ事が、通信講座を使うが合格する必須要素でしょうね。更に言うと、工夫する過程を楽しみながら続けるのが本質的にな合格のコツです。
フォーサイトについてはタビカチで色々調べましたので合わせてご覧ください!
フォーサイトの教材がどういった感じなのかを3分で解説しています。(BGMが出ます)
下の記事は100近いフォーサイトの口コミを中立にまとめたものです!(めっちゃ時間かけて作りましたよ!)
https://ad-challenge.com/kaseguzeyo/foresight-reviews/
タビカチ管理人のSyurimpが実際に旅行業務取扱管理者を取り寄せて試したレポートはこちらです。
https://ad-challenge.com/kaseguzeyo/foresight-samplecourse/
続いてこちらはタビカチに寄稿頂いた記事です!現役の行政書士の方にフォーサイトをお試し頂いた時のレポートです。資格所有者で現役の方から見たフォーサイトのレビューは参考になります!
https://ad-challenge.com/ask-a-professional/administrative-scrivener-review-the-text-of-foresight/
https://ad-challenge.com/ask-a-professional/administrative-scrivener-acceptance-note/
【フォーサイトの講座ページ】
※フォーサイトの講座の資料請求をすると無料講座用の冊子とDVDが届きます
先ほども解説しましたが、フォーサイトの総合旅行業務取扱管理者は2016年から「教育訓練給付制度」で教材代の20%が給付されるようになりました。
フォーサイトの合格者が続々出ています!
資格名 | 資料請求ページ | 合格体験記 |
---|---|---|
行政書士 | ||
社会保険労務士 | ||
宅地建物取引士 (宅建) | ||
ファイナンシャルプランナー (FP) | ||
簿記 (2級・3級) | ||
マンション管理士 ・管理業務主任者 | ||
診療報酬請求事務能力認定 | ||
カラーコーディネーター ・色彩検定 | ||
ITパスポート | ||
通関士 | ||
旅行業務取扱管理者 | ||
中小企業診断士 |
サポート重視なら"たのまな"がベスト

充実したサポート体制が"たのまな"の強みです
お次は資格講座大手のヒューマンアカデミーが展開する「たのまな」です。まず、なんといっても講師の添削と無制限のサポートが目を引きます!添削サポートの有無は大きいですね。フォーサイトより2~3割高いですが十分カバーしてると言えるでしょう。
独学では一度つまずくと解決策が見つかりません。どんなに洗練されたテキストやDVDで学んでも、全てがストンと腑に落ちるとは限りません。
右も左も分からないから不安であれば、フォーサイトよりも"たのまな"でしょうか。
ですが、それだけが価値基準ではありません。講師(能城先生、相馬先生)の教え方、テキストとの相性(わかりやすさ等)いろいろと判断材料があります。まずは、教材に目を通す為に無料の資料請求をオススメします。
たのまな講座の資料請求の方法
資料請求ページがちょっとわかりづらいので案内します。まずは、旅行業務取扱管理者のページにいきます。
【たのまなの講座ページ】
すると、画像とおなじ詳細ページになるので、「無料資料請求」のオレンジ色のボタンを押します。(どっちでもOK)
どの講座の資料が欲しいか選択画面が出るので、スクロールして真ん中らへんにある「ビジネス資格」から「旅行業務取扱管理者(総合・国内)」を選択します。
たのまなでは一度の資料請求で2つ選べるので、画面の一番下にある「総合パンフレット」を取り寄せるのも良いですね。選択を終えたら、オレンジ色の「次へ」ボタンを押します。
そうすると、資料送付先の住所の入力ページに変わって入力終えたらOK!僕の場合2〜3日ほどで冊子が届きました!
【たのまなの講座ページ】
合格者の声を聞こう

どんなアドバイスでも合格のヒントがきっとある
フォーサイトの口コミ・評判を本気でまとめたでも話してますが、後悔しない講座選びには合格者の声をニュートラルに聞き分ける時間が欠かせません。
資格試験、大学受験、就職活動、なんでもそうですが、合格する人(受かる人)とそうでない人を一番分けるのはマインドです。さっき話した「工夫して学習する事そのものを楽しむ」もマインドのひとつです。
通信講座で学び続けるのってある種の孤独が伴います。誰でもツライ時期は来ます。その時に、続けるか否かの境目になるのがマインドです。特に、難関資格に初めて挑む人は、「我慢して続ける」のではなく発想(マインド)の転換によって、価値観をアップロードする時期がやってきます。
合格者のメッセージはそうした転換のヒントが得られます。
今回は、フォーサイトと"たのまな"の2つ紹介しましたが、2つ以外の旅行業務取扱管理者も時間の許す限り吟味の対象にしたいですね。
旅行業務取扱管理者の過去問を買ってみよう!
国内、総合問わず、旅行業務取扱管理者の資格取得を目指すための、問題集やテキストが本屋さんで入手できます。Amazon調べですが、1冊2000円前後と、通信講座のお値段と比べれば確実に安上がりですね。
テキスト一覧を見ると、どれも似通った表紙で著者が皆一緒かと思いがちですが、ユーキャンや資格の大原、JTBといった企業が数多く出版しています。
そんな中、僕が気になったのが児山寛子さんのテキストです。
「非常に判りやすい」というレビューが多く掲載されており、2016年7月の旅行業務取扱管理者のテキストでランキング1位を獲得しています。
まさに、旅行資格業界の池上彰さんですね(^^)
気になる方は、「旅行業務取扱管理者 児山寛子」と、Amazonで検索すると関連書籍がズラッと出てきますよ。
言葉のニュアンスの微妙な違いに翻弄されたら本末転倒
しかし、旅行業務取扱管理者試験、1冊で全てまかなえる程簡単ではありません。リンク先にあるテキストを見ればわかりますが、約款や国内海外実務など今まで説明した4つの科目毎に、1冊のテキストを熟読する必要があります。
その上、総合的な過去問題集でガンガン解いていかないといけません。ほとんどの過去門テキストは1冊で独立している程のボリュームです。
市販のテキストを用いての独学でも1万超えの出費は覚悟した方がいいでしょう。
数年も前の過去問は1円で売ってたりしますが、法改正などよって解答そのものが変化している可能性もあります。余計に混乱するだけなので、あまり古い問題集には手を出さないほうが無難ですね。
先ほど紹介した通信講座と併用して利用する場合は、通信講座を補うテイストで用いると相性が良いです。
ただし、異なる出版社同士の教材にあるニュアンスを完璧に紐付けするには、時間とエネルギーが相当要ります。同じ試験に向けたテキストだとしても、解説する人によって、言葉の使い方がビミョーに異なるのです。この点は注意が必要です。
これは、本の翻訳に例えると分かりやすいでしょう。「星の王子さま」などパブリックドメインになった昔の有名な書籍は、多数の出版社によって翻訳されています。
これは、外国語を翻訳した本だけに限らず、原著が日本人によって書かれても同じです。例えばAmazonで福沢諭吉の学問のススメを検索すると、いろんな人が翻訳していることが分かります。
現代とは離れた日本語の使い方がされた場合、「現代語訳版」として”翻訳”されていますね。
これらの翻訳本は、それぞれ文章の違いがあります。それは翻訳する人によって、言葉の使い方がビミョーに違うからです。
人の数だけ言葉のレパートリーもある。プロの翻訳家だってそうですから、同じ資格の解説本だとしても、解説してる人によって言葉のレパートリーは千差万別という事です。
解説する人によって、言葉のニュアンスや使い回しがほんの少しズレるので、なるべく同じ教材を使ったほうが良いですね。
長くなりましたがまとめです!
ここまで読んで頂いてありがとうございます!
最後にまとめに入ります。あくまで個人的な意見になりますので、他のサイトや専門家の意見も踏まえてご判断下さいね(`・ω・´)ゞビシッ
個人的な意見ですが、まずはプロの講師の教材をベースに基礎を学び問題集を何度も反復して解いてみる!それでも足りないと感じたら他の問題集を買ってみる。というプロセスが合格への近道ではないかと思います。
教材の軸を絞る事が長い試験勉強期間を乗り越える必勝法です。
ただ、徹底的に理論や基礎堅めをしても、実践的な感覚(問題集を解く)が乏しければ効果も半減です。
もし、メインで使う通信講座の過去門を何度も反復して、解ききったという自信があれば、他の教材の問題集にチャレンジしてもいいかもしれません?
ただし、くどいほど言ってますが、いろんなテキスト買った故に訳わからん状況になったら本末転倒です(´・ω・`)
本気で合格を目指すなら自己投資が絶対人生を切り拓く要素になります。勉強への投資はできる範囲で優先していきましょう!
それでは、長々となりましたが、総合旅行管理資格の合格につながるお話は以上です。
資格取得にチャレンジする皆さんのご健闘祈ってます!