
photo credit: Harajuku Station via photopin (license)
大事な会議に出席できなかった時ほど、同僚や上司の視線が痛い日はありません。
念には念を入れても、そんな大事な日に限って電車が遅れてしまうケースはゼロじゃないです!
電車の遅れが原因で失敗しても取り返しはつきます!
1月にやってくるセンター試験。どの大学に進学するか決め手のひとつになる大きな試験です。実際2014年の静岡ではJR東海道線がマヒして試験が一時間以上遅らせています。
もちろん、万が一電車の遅れによって失敗したとしても、会社や学校側が配慮すれば事なき終えます。
ですが、現実は無情なところ。
どう考えたって電車側の遅延が原因で出社(通学)が遅くなってしまったけど、「周りを見てみろ!皆定時に来ているじゃないか!!」と激を飛ばされる事も人生いち度はあるかもしれません(TдT)ムカー
そんな理不尽な状況を打開するエビデンスに、「遅延証明書」というものがあります。
遅延証明書は鉄道会社側が電車の遅延を公式にアナウンスするものなので信用力があります。
JRのホームページに行けば、オンライン上で証明書を表示できます。
遅れた理由を話している時に一緒に提示すれば、「あぁ、これなら仕方がない」と(厄介な)上司も納得するでしょう。
【JRの場合】遅延証明書をネットで手に入れるには?
今回は、日本で一番人の往来が激しい、東京都JR山手線の遅延証明書をネットで確認する方法を順を追って説明します。
①:まずは、JR東日本遅延証明書のページに行きます。
「山手線 遅延証明書」とググって、JR東日本のページにいけるようであれば正解でしょう。
②:上のリンク先をページ中央に路線別の遅延状況一覧が出ます。
ここから、実際に乗り合わせた路線を選びます。山手線を選択しましょう。
③:山手線のページに来ました。
意外と知られてないのですが、各路線とも30日前までの遅延証明書を発行できます。
その日に遅れた電車はその日しか発行できないわけじゃないんです。これはありがたい(・∀・)
ただし、30日後の遅延状況は一切確認できないのでご注意下さい!
④:該当日程をクリックして下の遅延証明書を表示すればOK!
これをプリントアウトすればOK!
ご自身の遅刻に関して過失が無いことを証明できるはずです。
恐らく大きい会社なら、しっかりしたエビデンスとして機能すると思います。
余談ですが、今回30日分の山手線の遅延状況を確認したところ、2/3の20日以上がなんらかのトラブルによって5分以上の遅れが生じていました。
というか、こんな過密で複雑な運行スケジュールで、一切の遅延が発生しない事がそもそもありえないんですが(;・∀・)
毎日山手線にお世話になってる身としては、JRに関わっている人ってスゲーなって思うばかりです。運転手さん、整備士さん、駅のお掃除をしてくれる清掃員さん、皆リスペクトですよ。
確かに、リンク先の遅延状況を見る限り、遅れてしまった電車に鉢合わせる確立は高いです。電車ダイヤのジョルダンで調べた時刻になっても電車が来ないと焦ってしまう人の気持ちは分かります。
でも、電車が遅れたからってイライラしたら、イライラしている本人が不幸になるだけです。
1分の狂いなくやってくる電車の存在が狂ってると考えを改めてはいかがでしょうか”笑
そんな世界は存在しない!そんな世界に近い国は、見渡してもココ日本しかありませんよ(T_T)
結論を言えば、「1本遅れても余裕があるスケジュールで電車を利用する」
これに尽きます!
ではでは、お次は遅延証明書が使える範囲について解説します(・∀・)
遅延証明書が使えるかどうかに関わる、ちょっとした落とし穴が待ち構えているので抜け目なく確認して下さい!
電車の遅延証明書で気をつけるべき3点!!

photo credit: Tokyo Station: Marunouchi Station Building South Dome via photopin (license)
電車の遅延証明書はここ一番という人生の大事なイベントで効果を発揮します。
学生なら「大学受験」や「資格試験」などです。
社会人にとっても大切です。
重大な会議やプレゼンテーションで万が一遅れても、真っ当に証明書を会社側に提出して誠意を持って説明すれば悪くないイメージを印象づけます。
もちろん、ちゃんと準備して余裕ある時間で通勤していたけど電車が遅れてしまった!という場合に使って下さい。
自分の不備で遅れて、それをごまかす手段に遅延証明書を使ってはダメですよ〜
さて、今回解説するのはJR東日本の山手線です。
山手線の遅延証明書を利用するうえで、意外と見過ごしがちな落とし穴があります。
解説するのは「JR東日本」のルールになります。京急電鉄や東京メトロなどの運送会社によって細かなルールは異なるので、通学(通勤)の会社のルールを今一度確認してみましょう!
「東京メトロ 遅延証明」てな感じでググれば一発で表示されます。いや〜〜便利な世の中だ(・∀・)
では、山手線の遅延証明書の注意点です。
遅延証明書は午前中限定のもの!?
JR東日本の遅延証明書は、午前7時〜午前11時の4時間での運行ダイヤの情報しか記載されません。
午前というと通学や出社の時間帯です。午後の遅れについてはJR側で情報提供されません。
そしてもう1つ大事なルールがあって、7時〜11時の4時間で一番遅れたダイヤの遅延情報が出ます。
つまり、〇〇時に〇〇分遅れたという電車1本毎の情報は提供されないという事ですね。
個々の電車の遅延情報がないと、認められない!という態度を会社が示したらお手上げです(;・∀・)
そんな会社はやめちまって下さい(半分冗談です
ですが、どの時間帯に乗ったのか大まかに証明する事は出来ますよ〜
遅延証明書が載っているページの更新時間を利用すればいいのです。
JR東日本では、
・午前7〜9時のダイヤの遅延情報 ⇒ 午前9時以降に表示
・午前9〜11時のダイヤの遅延情報 ⇒ 午前11時以降に表示
そうしたルールがあります。
9〜11時にその日一番の遅れが生じれば、遅延証明書に掲載される遅延時間も更新されます。
2時間というざっくりした分け方ですが、出勤時間帯に関してはこれで事足りるんじゃないでしょうか。
証明書の方にも、「7〜9時」「9〜11時」どちらなのかちゃんと載っているので安心して下さい(・∀・)
あなたの乗車が証明される訳ではない!
上の項目につながりますが、、
午前中の4時間で一番遅れた遅延情報しか出ないので、必然的に「あなたが乗った確たる証拠」にはならないです。
会社によっては通勤手当があるはずです。
通勤手当を受けるにあたって予め通勤ルートを提出しているなら証明書の効果が発揮されるはずですね。
5分以上の電車の遅れが生じないと遅延証明書が発行できない
遅延証明書は5分以上の遅れが生じて初めて発行されます。
山手線を毎日使う皆さんにとって一番の鬼門はココです!
山手線はほぼ全ての時間帯で3分間隔で発着しています。1本ダイヤが遅れてもタイムラグは僅か3分。
仮に、その遅れで出社や会議に遅れても遅延証明書が発行できないかもしれません。
かもしれません、というのは、午前中の他の時間帯で5分以上の電車の遅れが発生すれば遅延証明書が発行されるので、それを利用する手もアリっちゃあ有りです。
。。。。ホントはいけませんよ〜(´・ω・`)
以上、注意点3点でした!
大きな会社になればなる程、こうした証明書が発揮する効力が大きいなと思います。
まぁ、ギリギリの出勤になる電車通勤は避けたほうが無難ですね〜
だからと言って、30分以上余裕をもって電車に乗っても時間が勿体無い気がします。(そう、、、、もっと寝たい(´・ω・`)
電車通勤の方は、会社近くの行きつけの喫茶店(マックもOK)で読書やスキルアップの勉強を習慣にするいいかもしれませんね。
特に乗り換えが複雑な人ほど有効です。遅刻する心配もないし、朝活で脳もリフレッシュします!
それでは、今日は以上です。ありがとうございました!