こんにちはSyurimpです。
最近、「働き方改革」って言葉を良くニュースで聞きませんか?
依然、長時間労働が当たり前の日本ですが、2016年は少しずつ変化が見られました。
政府は抜本的な働き方改革を志しているのか、僕には分かりませんが、少し先の未来が今より急速に変化しているのは既定路線でしょう。
人間は現状維持が大好きです。(本能的に自身の安全を確保する為)
が、これからは役職関係なく自身の内面の変化とどう向き合うかで、給与(所得)やライフスタイルの充実度が決まりますね。
”ちょっと先の未来”の青写真が描かれた、「働き方の未来 2035~一人ひとりが輝くために~」というPDF冊子を見つけたので読んでみました。
厚生労働省が有識者を集めて実施した会議の内容をまとめた冊子です。
僕はこのタビカチのブログを含めいくつか運営していますが、毎月15万円ほどの収入があります。これだけでは食っていけないので他にも色んな個人事業をしています。
なんちゃってフリーランスかもしれませんが、ブログで稼ぐライフスタイルを得ている人間がこのレポートを読んでどう感じたかお伝えします。
ブログのネタを構想する実際に執筆する=働く
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と考えると、既に実行しているなぁと思う部分もあれば、15年後(下手したら5年後)には根底的に今やってる事の意義が様変わりするんじゃないかという感覚(ポジティブ、ネガティブ含めて)もありました。
冊子の内容をちょいちょい引用しつつ記事にしてきますね〜
PDFは厚生労働省のページからダウンロードできます。
⇒働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために懇談会 報告書
※このページにあるPDFリンクからご閲覧下さい
約30ページに渡って網羅的にびっしりと文字が連なってます。役所の書類に苦手意識を持つ僕でしたが分かりやすいレポートでものの30分程で読了。
概要的な位置づけ(懇談会ですし)なので、事前知識を入れなくても理解できます。
2035年の働き方の大枠を想像してみたい方は一度読んで欲しいです。
気になった内容を引用させていただきます。
コンテンツを作る技術が自動でできたとしてもそれが本当に面白いかどうかを判断するのは人間しかできない。
この記事を作っている時に「AIがお天気ニュースを1秒で書く」という話題が入りました。
コンテンツってブログの記事そのものです。
AIが秒速でブログの記事を作る(TдT)??
先程のギズモードの記事を見ると、タビカチのようなブログの記事がそっくりそのまま作られる事はしばらくなさそうですね。
個人の能力は専門性を要する部分に振り向けていくことが必要になるだろう。
何を持って「専門性」なのか僕のレベルでは難しいです~~
要は、「誰でも出来ること」は無くなりつつあるのでしょうね。今の仕事が代替可能なのか整理しないとですね。
タビカチはどうなのでしょうか?
記事ひとつひとつは、ぶっちゃけ、ぶっちゃけ、「ググった知識の寄せ集め」です。
だけど、記事やメルマガ、SNSなどを全てまとめたゲシュタルトは「タビカチ」しか作れないものです。
コンセプトもゆるゆるでまだまだ未熟ですが、僕には僕にしか出来ないゲシュタルトをこれからも作りたいですけどねぇ。
今後、重要になる仕事の1つは「ヒューマンタッチ」のしごとである。人間は人間がサービスしてくれることに対して大きな満足を得る。
この引用文の重要性を肌で感じてるかどうかで、10年後の生き方に差がついてると思います。
重要になる仕事=高付加価値
になりますが、
僕は「高付加価値=オーダーメイド対応」だと思います。
自分の身の回りがAIだらけになると、人肌が恋しくなります。
数十年前は人の繋がりが当たり前だったのにね〜
という会話が2010年代もされてますが、10年後は「人の繋がり」がもっと希薄な世の中になります。
もちろん、自分から繋がりを意識して生きていけばそんな事ありません。繋がりが希薄になる人は、受け身で生きてる人です。
2035年にはいつまでも元気で働き活躍できる現役長寿が普通になるだろう。
死にたくないから仕方なく生きてる人にとっては辛く厳しい社会?
働く場所に関する物理的な成約がなくなり、多くの仕事が、いつでもどこでもできるようになる点である。
僕はやってる事は既にそうなってる。
ノマドワークという言葉が独り歩きしてたのが懐かしく感じる(といっても数年前)が、2017年はそれが当たり前の人が周りにいるし、2035年はみんなが当たり前になってるって事だろうか。
2035年には、各個人が、自分の意志で働く場所と時間を選べる時代、自分のライフスタイルが自分で選べる時代に変化している事こそが重要である。
僕は、今この瞬間から「重要である!」と主張します。
全体的にふわふわした印象がある冊子でした。
まぁ、「懇親会」の報告書ってこんな感じかなと。
働く環境をフォローする制度についても言及(具体的な案はなかったけど)してたけど、その中にベーシックインカム(BI)が入ってなかった。
去年はスイスの国民投票でBIが否決されたけど、2017年の4月からフィンランドで試験的に導入されるみたい。
情報収集のソースの一つにNEWSPICKを使っていますが、今「2017年ベーシックインカム元年」という特集が面白いです。
お金の為に働くってなんか違う。
もっと抽象度を上げた高尚な理念に基づいた「働く」ってあるんじゃないか?
「それは綺麗事だよ」
って言うやついるけど、そう思ってる限り、その人の中では一生綺麗事で終わるんだろうな。
お金の為に働くという常識が刷り込まれている(僕も例外ではない)世の中だからこそ、意識的に脱却する時間や経験が必要でしょう。義務教育に入れて欲しい。
一番の理想は、お客さんの為に価値を提供するだよね。
昔の近江商人の考え。
僕が尊敬するとある経営コンサルタントの方が話した石田梅岩の本を読まないとなぁ。