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中学の時に成し遂げられなかった自転車旅に再挑戦!
ジモピーとは、「地元の人」の意味です。マレーシアをバックパックした時に出会ったご夫婦がこの言葉を使っていて、響きが気に入ってます。
これから沖縄旅行をする人にとって、僕はジモピーです。「うちな〜んちゅ」ですからね。
沖縄の人って、沖縄の事にそんな詳しくないです。
沖縄旅行が好きなナイチャー(内地=本土の方)の方が、沖縄の観光地や名産品に詳しいくらいですから。
って感じているのは僕だけ(´・ω・`)?
そんな僕も、沖縄の事はほとんど知りません。正確には、知ってた気になっていた、ですね。
そして知ってた気になっていた事実を気づかせてくれたのが、大学2年の時に3泊4日を用して自転車でぐるっと周った沖縄一人旅です。
実は、自転車ぐるっと旅は、中学生の時に友人2人と挑戦しました。
計画性なんて考えずその場のノリで突入した結果、豪雨に見舞われてしまい初日にドロップアウト。
ですので、今回の沖縄旅は、中学時代のリベンジでもあります。
自転車旅行で掲載中のその他の記事では、CannondaleのQUICK4を愛車にしてます。が、この沖縄度は購入前なので友人のロードバイクを内地から空輸しました。お高いロードバイクを貸してくれて、かつ空輸によるリスクを引き受けてくれた友人に感謝です。
この記事では、初めて沖縄チャリ旅を検討してる方向けに書いています。秘伝のタレのごとく継ぎ足しで情報を追加する予定です。
沖縄に18年間住んでいたけど、沖縄の事を全く知らなかった人目線で書くので、初めて沖縄を旅する方も新鮮な気持で読めるんじゃないでしょうか。
傾斜の下調べは思ったより大切。ホント大切。

photo credit: Low Water at Long Key Lakes via photopin (license)
〜 沖縄北部(やんばる)の東側は傾斜がキツイですがマングローブ林が垣間見れます 〜
最初に、沖縄チャリ旅の欠かせない沖縄地図情報システムというツールをご紹介します。
これは、沖縄県が公共施設や防災情報といった行政情報を県民が簡単にアクセス出来るために用意したシステムです。(スマホ閲覧可)
県民以外でも誰でも閲覧できるので、まずは開いてみましょう!
自転車旅行を経験された方は普通の地図では物足りません。
そのルートの起伏の情報が、チャリ旅における生命線と言えます。(大げさ?)
予め坂道ルートを通ると分かれば腹くくれますが、予期せぬ時に心臓破りの坂が出たら心折れますからね。
地図情報システム ⇒ 海抜高度表示マップ
を選択されると、等高線入りの沖縄地図が表示されます。これを参考に、自転車が通るルートの傾斜を予測できます。
僕がチャリ旅した時は、
・那覇は都会だから平たい
・やんばる(沖縄北部)は山が多いから傾斜がキツイ
ようなガバガバな判断基準だったので泣きを見ました(´・ω・`)
あと、沖縄にいた時は、遠出する度に親が高速道路ばかり使ってたので(いいわけ)
あと、このシステムには「Free wi-fi Spot」が検索できます。これ以外と便利ですね。まぁ、海外じゃないのでスマホ使うにしても3GかLTEが使えますから非常用のネット回線でしょうか。
ちなみに、海外旅行を考えてる方はネット接続の選択肢を増やしていったほうがいいですよ^^
紹介した地理システムでは、病院等のライフラインも簡単に調べられます。個人的には、「泡盛酒造所一覧」が気になりますね。
でも、自転車に乗るので試飲は出来ません”笑
泡盛酒造では、工場見学や出来立ての泡盛の販売所があったりと、レアな体験があります。ビール工場は内地で出来ても泡盛工場は見学できませんからね。(でも、チャリ乗るから飲めません^^;
しんどい思いして辿り着いた沖縄の岬は美しい
沖縄に来たら是非とも寄って欲しい所が「岬」です。
最北端の辺戸岬(へどみさき)、南に行けば喜屋武岬(きゃんみさき)があります。沖縄で一番大きなシーサー(獅子舞の守り神)がある残波岬も有名どころです。
僕のお気に入りは辺戸岬ですね。沖縄最北端ですが、沖縄本島の西側を通る国道58号線(通称ゴッパチ)を自転車で北上するとスイスイ進めます。しっかり整備された国道を海沿いに進むので傾斜もほとんどありません。

photo credit: #5519 carved beach sandals via photopin (license)
〜 このビーサンはマニアックですね 〜
国道58号線は沖縄県民の生活を交通面で支えている一番有名な道路の名前です。
僕自身、学校のクラスの会話で「ゴッパチ(58号線の通称)」を使って会話に使ってました。
意外と知られてない事実ですが、国道58号線は鹿児島県まで続いています。
ちょっと前まで総距離が日本一の道路だったんです。(今は国道4号線が一番長いです)
ジモピーでも知らない人多いんじゃないかなぁ・ω・
辺戸岬は、結構ヘトヘトになりながら初めて訪れたのですが、その時の辺戸岬の深い青色の海景色は忘れられないでしょう。180°続いた水平線と自然の厳かさを伝えるような波の音が印象的です。
記憶を辿ってあの時の海の青色を表現すると、「深縹(こきはなだ)」という色が僕的にしっくりきました。深縹はこんな色をしてますよ。
辺戸岬の真反対にある喜屋武岬は、寂れた雰囲気が味を出しています。ちょっとしたモニュメントがポツンとあってお終い。でも眺めは最高です。
黄昏れたい時にお訪ね下さいませ(*^^*)